ラウドバンドのベース女子道

ReptileのベースNaNa榎戸がぶっこんでいくblog!!

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

CDを作る必要なくない?CD製作にかかる時間と労力が売り上に見合わない。

シェアする

スポンサーリンク

いろんなバンドがレコ発(リリースイベント)で言います!

「苦労して作ったCDを買ってくれ。手にとってほしい」

と!!

 

どんなに訴えたところで、CD市場は年々極貧になってきています。

私の子供の頃はCDがズラーーーっと棚に並んでいる部屋をカッコよく感じたものです。

 

しかし、現代はミニマリストが流行ってますしCDよりもダウンロードしてハードディスクに入れてしまった方が部屋も広く保てる。

その上、入れ替えずともクリックですぐ聴けるので効率が良いでしょう。

 

CD製作にかかる費用と労力は、売り上げに見合わずバカバカしくなります。ぶーϵ( 'Θ' )϶

 

もうCD作る必要なくない??ってことでCD市場はどれだけ深刻なのか調べてみました。

 

果たして、CDがなくなる時代はくるのだろうか!?

 

 

CD売り上げは、年々低下している!

CDは売れない時代だと言われ続けておりますが、実際どのくらい深刻なのか調べてみました。

CDの年間販売数(日本レコード協会集計対象シングル、12cm)は、1998年(平成10年)の3億291万3000枚をピークに漸減し続けており、10年後の2008年(平成20年)には2億4221万2000枚[注釈 1]、2017年(平成29年)には1億5225万2000枚と、19年間でほぼ半分まで縮小した[1]。

 

アルバムCDに至ってはさらに深刻で、統計を始めた1999年(平成11年)の2億7627万9000枚から漸減し、2017年(平成29年)には1億179万1000枚となり、わずか18年で1億枚割れ寸前の状況となった。また、デジタル・ダウンロードへの移行が殆ど進んでおらず、総需要の減少に歯止めがかかっていない。

 <引用:CD不況 - Wikipedia

19年間でCD売り上げは、ほぼ半分になってるってヤバーイ笑笑

 

この中には、アイドルの握手券とか選挙の投票権とか目当てに大量買いする人も含まれているだろうに。

 

数字だけでなく、グラフで見てみるとより深刻さが分かります。

2007年から2016年のCD生産金額です。

f:id:ReptileNaNa:20180621175250j:image

 <参照:一般社団法人 日本レコード協会

ちなみにシングルのダウンロード数は上がっているようですが、アルバムに至ってはあまりダウンロードもされてないようです。

 

ってことはアルバム曲には興味がなく、有名な好きな曲だけ知っておけばOK!的な考えの人が増えているんじゃないかなって思いました。

 

確かに有名なアーティストのライブに行った時、盛り上がるのはシングル曲だったように思います。(アニメのタイアップ曲とか)

 

出来ればCDを手にとって欲しい。

我がバンドのCDは、全国で買うことができます。

(ちなみに、海外でも買えるようですよ。)

 

また、データをiTunesでダウンロードすることもできます。

けど、出来ることならCDを手にとって欲しいです。

 

歌詞カード、ジャケット、スペシャルサンクス、全てひっくるめて作品なんです!

CDを手にとって欲しいと思う1番の理由は、歌詞カード、ジャケット、スペシャルサンクス欄、全てひっくるめて作品だからです。

 

聞いてるだけでは聞き取れない、歌詞があるかもしれません!

特にうちのバンドはVo.がシャウトしてるんだけど、あれにも歌詞が付いてたりする。笑

耳ではブォーブォー言ってるだけに聞こえるけど、

意味のあることを叫んでる場合もあったりして。笑

 

んで、ジャケットにも意味がある場合があります。

デザイナーさんが書いてくれたその作品を見てほしい。

 

またCD製作に関わってくれた人の名前をスペシャルサンクスに綴っている場合があるのですが、これも大事。

CD製作にはバンドメンバー以外にいろんな人が関わっているので、とくにファンの人達にはこの名前達も「ふーん」って感じに見てほしいというエゴ。

 

ダウンロード売り上げって入ってこないんですけど。


CD売り上げってのはレーベルとの清算で受け取ることができます。

しかし、5年前にリリースしたアルバムですらぶっちゃけダウンロード売り上げってまだ入ってきていないのが現状です。(爆)

ダウンロードしたよーってツイートはたくさん見ているので、どうなっているのかは問い合わせないといけないんだけど。(忙しさから放置してしまっておる笑。)

 

もしかしたらいくら以上売り上げないと、レーベル&アーティストに入らないのかもしれない。

 

 

CDを買ってくれるファンは貴重!

「YouTubeで全部聴いてます!ファンです!」

って言う人は当たり前にいます。

 

今はそういう時代で、YouTubeで聴いてTwitterをフォローして動向を追っているだけでもファンなんですよね。

 

私たちを気にかけて、ネットでいろいろ見てくれてるだけでも十分ありがたいです!!

 

ではでは、

実際にCD屋さんでCDを買ってくれてる人、ライブに足を運んでくれる人ってのはより貴重で大切な存在だなーと思いましたー!

 

私も音楽配信サービスやダウンロード音源を購入することはあります。

便利だもんなー!

むしろ、すごいファンのアーティストのCDしか買わないかもしれない。

ってことは深いファンを付けることが今後大切なのかもしれません。

 

 

 

もう、CD作らなくてよくない?

 

CD1枚作るのって、マジで時間と費用がかかるんですよねー!

 

製作期間中は忙しくて、仕事の時間も削るため翌月は生活苦になったりもして!

 

レコーディングにかかってるこの時間分、仕事してたらいくら稼げてたなーとか思うと痛い笑笑。

 

そんな時間かけて作ったCDを全部売りきったところで、儲けはそんなに出ません笑笑。

 

ぶっちゃけ物販のTシャツ作った方が儲かるよ。

 

じゃー、もーCD作らなくてよくね!?

 

と投げ出したい気持ちにもなりますが、

 

儲けるためにCDを作ってるんじゃないですし(それで生活困窮したらやってけないけど笑)、

私たちはバンドなので音楽が商品ですからCD作りたいですね。

自分たちが作ったCDがダンボール箱に詰まって家に届いた時の感動たら、苦労したかいがあります。

 

需要がある限りCDを作り続けるでしょう。

んで、需要があり続けて欲しいです。笑笑

 

 

まとめ

  • ダウンロードも良いけど、できればCDを手にとって欲しい!
  • 儲からなくても苦労してもお金かかっても、現状バンドマンたるものCDを作るのじゃ。
  • 広くより、深いファンを付けることが重要になりそうだ。

 

CD売り上げが下がっているとしても、CDを作る意味は現状まだあると思います!

 

いつかはCDを作らないってのが当たり前になる時代も来そうですね。

 

需要がある限り、作り続けたいと思います。